So-net無料ブログ作成
検索選択

WISHFUL THINKING "LIVE Vol.1" [BRITISH BEAT]

昨年末にeBay UKで落札したレコードが届きました。
P1110002.JPG
海外では人気の高い(?)WISHFUL THINKINGの1stアルバム『LIVE Vol.1』(1967年)です。

このアルバムのUKオリジナル盤は流通数が少ないせいか非常に高価です。
P1110003.JPG
しかし、この盤は格安でした。
なぜなら盤面の状態が悪いからです。
盤面は私が所有しているレコードの中でも最低レベルの状態でしたが、奇跡的に針飛びなどはありませんでした。
勿論ノイズもそれなりにありましたけど、それほど気になりませんでした。
やはりモノラル盤は素晴らしいです(笑)
それにジャケットの状態はまずまず良好でしたし、元旦のSMALL FACESに引き続き良い買い物したと思います。

WISHFUL THINKINGは英ウェールズ出身の4人組グループです。
元々彼らはEMERALDSなるグループ名で数枚のシングルを出していましたが、全く話題になりませんでした。
しかし、元SHADOWSのTONY MEEHANと出会い、彼の勧めでグループ名をWISHFUL THINKINGに変更してからは状況が好転します。
改名後に英DECCAから出した数枚のシングルは相変わらず不発でしたが、TONY MEEHANのプロデュースで、デビュー・アルバムである本作をリリースすることができました。
当時はヒット曲を持っていないグループがアルバムを出すのは珍しいことでしたが、彼らはそれなりに期待されていたのでしょうね。

本作のジャケットと発売時期からすると非常にサイケな内容を期待してしまいそうですが、実際にはサイケのサの字も出てきません(笑)
彼らのサウンドはハーモニー・ポップです。
ハーモニーを重視したビート・グループといえばOVERLANDERSやIVY LEAGUEなどフォークの流れを汲むグループが思い浮かびますが、彼らが影響を受けているのはBEACH BOYSやFOUR SEASONSです。
ブリティッシュ・ビート・グループは大なり小なりアメリカの音楽の影響下にありましたが、英国でも人気が高かったBEACH BOYSやFOUR SEASONSの影響を強く受けた人達がいるのも当然のことです。
ブリティッシュ・ビートにおけるアメリカ音楽の影響といえば、どうしてもR&Bやブルースなどの黒人音楽、またはELVISやBUDDY HOLLY、EVERLY BROTHERSなどの白人R&R、それにカントリーやフォークの流ればかりが注目されがちですけど、現在進行形のヒット・メーカーであったBEACH BOYSやFOUR SEASONSからの影響だって決して無視できないはずです。
彼らも本作ではFOUR SEASONSの「BIG GIRLS DON'T CRY」やBEACH BOYSの「CALIFORNIA GIRL」をカヴァーするとともに、FOUR TOPSの「REACH OUT (I'LL BE THERE)」もカヴァーしています。
彼らにとってはMOTOWNもBEACH BOYSも憧れの対象として同等だったのでしょうね。
日本ではR&Bの影響が強いビート・グループばかりが注目されがちですけどね・・・

本作はデビュー・アルバムにしてライヴ盤です。
ライヴ会場のクレジットはありませんが、恐らく小規模な会場で収録されたと思われます。
もしかするとスタジオに関係者などを動員したスタジオ・ライヴかもしれませんけど、小規模会場の臨場感がうまく伝わってくる好内容のライヴ・アルバムだと思います。
本作の収録曲はFOUR SEASONSやBEACH BOYS関連のカヴァーが中心ですが、LEFT BANKEの「WALK AWAY RENEE」やTURTLESの「HAPPY TOGETHER」など最新のヒット曲もカヴァーされています。
それにGENO WASHINGTONの暑苦しいライヴでお馴染みの(笑)「QUE SERA」なんて曲もあります。
ただ、彼らの場合は先に発表されたEARL ROYCE & THE OLYMPICSのバージョンを参考にしたっぽいですね。違うかもしれませんけど(笑)
カヴァー曲が中心の本作ではありますけど、ただの甘ったるいハーモニー・ポップのカヴァー曲集に終わっていないのは、サウンドにビートが効いているのと無鉄砲な勢いがあるからでしょうね!
これぞブリティッシュ・ビートです!
これはライヴ録音にして正解だったと思います!

このアルバムには国内盤のCDが出ていましたが、残念なことに今は廃盤状態のようです。
私も最初はCDを探していたのですが、結局見つけることができずに針飛び覚悟のUKオリジナル盤を購入してしまいました(苦笑)
でも、苦労して探した価値は充分にありました。
ここ数日間はこのライヴ・アルバムばかりを聴いております!

ちなみに、ここ日本では彼らの「PEANUTS」が小ヒットしたようです。
本国では全く不発だったのにどうしてなのでしょうか?(笑)

nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 1

poposuke

DEBDYLANさん こんばんは

nice!ありがとうございます♪

by poposuke (2013-01-13 01:04) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。